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<発見!KYOTO>銀を身近に感じていただけるように… かざりや鐐
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こんにちは!京物 月実です!

 

〈発見!KYOTO〉第9弾!

今回は、「かざりや鐐」を設立された錺匠(かざりしょう) 竹影堂榮真(ちくえいどうえいしん)さまにインタビューさせていただきました。

竹影堂は200年以上、京都で金属工芸を営んでおられます。現在、4代榮眞をご襲名された佳永さんで7代目となる、歴史あるお店です。

かざりや鐐は、そんな竹影堂のアンテナショップとして設立されました。

「銀」の魅力を知ってもらうといった目的の他に、学校を出た後なかなか制作・販売する場所や機会のない若手職人さんの商品を制作し、成長できる場所にしたいという思いもあるそうです。

そんなアンテナショップでは、時代と共に移り変わりながらもいろいろな銀のアイテムが販売されています。

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モチーフには動物、草花など可愛らしいものが沢山使われ、どれも日の光が当たるとキラキラと輝いていました。

中には、オオサンショウウオのペーパーナイフといった、ちょっと変わった京都ならではのモチーフ商品も。

どのように商品の企画をされているのかお尋ねしたところ、「身近に金属のものがあっても、機械的でシンプルなものが多い。『銀でもう少し何か面白いものが作れないか』を考える」とお話しいただきました。

猫の蚊取り線香立てなども、そういった発想から生まれたアイデア商品のひとつなのかもしれません。

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店頭は道沿いにあり、前を通りがかれば商品が見られるように展示されています。

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通りすがりの方から遠方より来られるリピーターのお客様まで、幅広くご来店されているとのこと。

女性のお客様が多く、ジャンルとしてはアクセサリーが人気だそうです。

さて、「銀」が入る言葉のひとつに「いぶし銀」があります。皆様はこちらの言葉、ご存じでしょうか。

私は知識不足でご教示いただいたのですが、「華やかさはないが、実力・魅力があること」だそうです。

このような言葉があるように、「銀」は使い込まれた際の味わいも魅力の一つだと教えていただきました。

銀は歳月が経つと黒くはなりますが、人の触れている部分には光沢が残るそうです。

これは、金などにはない「銀」ならではの味わい。

使う人の育て方によって楽しみ方が増える、そんな魅力を知った上で購入いただくと、より愛着が沸き、品物を楽しんでいただけること間違いなしです!

今回文中でご紹介したお品以外にも、京ものさんぽでは様々なアイテムをご出品いただいております。

ぜひ一度チェックしてみてください!

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Written by 京物 月実
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かざりや 鐐

住所〒604-0944 京都市中京区押小路通麩屋町西入橘町621
かざりや 鐐
〒604-0944 京都市中京区押小路通麩屋町西入橘町621
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