
京都散策!《大涅槃図》公開中の真如堂へ

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こんにちは!京物花結です。
今回は3/1(日)~4/5(日)の期間限定で宝物《大涅槃図》の特別公開を行っている、真正極楽寺 真如堂へ行ってきました。

真如堂は京都市左京区の閑静な住宅街に囲まれた場所にあります。
近くには吉田神社や京都大学がありますが、やはり市内中心地とは異なり落ち着いた雰囲気です。

京都駅からは地下鉄とバスを乗り継いで、京都市バス「錦林車庫前」から徒歩数分で到着します。
ひとつ手前の「真如堂前」で降りてしまうと、上り坂と長い階段を上ることになるため要注意です!
真正極楽寺 真如堂は平安時代 永観2年(984年)に戒算上人が開創。
三井家初代当主 高利も信仰した天台宗のお寺です。
境内に入るとお線香の香りがほんのりと漂っており、本堂前のゆったりとした空間も相まって落ち着いた雰囲気です。立派な本堂は江戸時代 享保2年(1717年)に再建されたもの。同じく境内の三重塔も荘厳な造りで圧巻です。

本堂内では期間限定で《大涅槃図》が公開されています。
目の前にするとその大きさと鮮やかさに圧倒されました。
「涅槃図」とはお釈迦様が亡くなる「入滅」の場面を描いたもの。
お釈迦さまが亡くなってしまったのを悲しんで、仏弟子や動物たち、空からお釈迦様の生母 摩耶夫人が集まってきています。
真如堂に所蔵されている《大涅槃図》は描かれている人物や動物が多く、127種類もの生き物が登場しているそうです。登場人物が多いながらも装束や持ち物などそれぞれの描写がとっても細かい!つい近づいて見てしまいたくなります。
手前に描かれている川はガンジス川の支流。川が大きく描かれている涅槃図は珍しく、《大涅槃図》は海の生き物もたくさん登場する点が大きな特徴と言えます。お花を持って来ている動物たちに並んで、珊瑚をくわえてお参りにきたクジラの姿も。
愛着が湧く、生き生きとしたタッチです。
いちばん上には真っ白な満月、その下に描かれた沙羅双樹を見ているとなんだか自分もお釈迦様のもとに駆け付けたかのような気分に。
特別な鑑賞体験ができました!

3月15日の涅槃会に向けて、3月中は涅槃図を公開されているお寺が多いそう。他のお寺の涅槃図と見比べてみるのもいいかもしれません。
真如堂の涅槃図特別拝観では「花供曽あられ」の授与もあります。

ところで今の季節、これから見ごろになる桜の情報が気になるところ。
真如堂には江戸幕府3代将軍 徳川家光の乳母である春日局にまつわる桜があります。
春日局の父 斎藤利三は明智光秀の重臣で、本能寺の変の後処刑され、その首は真如堂へ埋葬されました。娘である春日局は、後に父を弔うためにこの「たてかわ桜」を植えたと言われています。
「たてかわ桜」はエドヒガンザクラ。ソメイヨシノより数日早く見ごろとなります。
他にも三重塔の傍のしだれ桜は、塔の足元から見上げると桜に透けて塔の立ち姿が見えて絶景です!

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