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世界文化遺産の「糺の森」が境内に広がる下鴨神社。
そこから歩いて数分のところにある工房兼ショップ「革工房むくり」。
こちらでは「車掌かばん」といった珍しい鞄が販売されており、京ものさんぽにも出店いただいています。
そこで今回は、2020年から革工房むくりで製作された鞄を実際に使用されている叡山電車の方々にインタビューさせていただきました!(※叡山電車で使用されている車掌かばんは完全オーダーメイドのため、現在、革工房むくりで販売されている「車掌かばん」とは異なります)
まずは叡山電車が、鞄の製作を依頼された経緯について伺いました。
現在、業務中に昔ながらの車掌鞄を携帯する鉄道会社は減っているそうですが、叡山電車は「ワンマン運転」で走る電車のため、電車の運転はもちろん、車掌業務、運賃の精算、切符の受け渡し業務もすべて運転士の方が一人で対応されています。
そのため、おつりや切符を入れておくために叡山電車の運転士さんに鞄は必須アイテム。
また、おつりや切符以外に眼鏡をかけている運転士さんは予備の眼鏡も持ち歩く必要があるため、長年使用されていた鞄では、中身がパンパンではちきれそうになり困っていたそうです。
そこでもっと大きい鞄が必要!ということで新しい鞄が製作できる店舗を探されていた中、出会ったのが「革工房むくり」だったそうです。
革工房むくりでは、元々車掌かばんという名前の商品が販売されており、お店がある場所も叡山電車の出町柳駅からすぐという好立地。ご縁を感じた叡山電車の担当者の方が直々に店舗へ訪問し、そこから叡山電車オリジナルの車掌かばん製作がスタートしました。
叡山電車オリジナルの車掌かばんは、定番色である黒ではなく、シックでおしゃれなネイビー。
また叡山電車は地域のお客さまから親しみを込めて「えいでん」と呼ばれているため鞄には【EIDEN】の文字と、市原駅~二ノ瀬駅間にある「もみじのトンネル」が全国的にも有名なことから紅葉の葉のマークが付けられています。
ちなみに、こちらのもみじの刻印は、叡山電車職員の方が描かれたデザインなんだとか!
使いやすさを第一に考えた完全オーダーメイドの叡山電車の車掌かばんは、
乗客の方にも丸みのあるコロンとした形が素敵だと褒められることが多いそうです。
見た目だけではなく使用感もお気に入りとのことで、今回は特別に実際に使っておられる鞄の中身を見せていただきました!
車掌かばんの中には、【釣り銭を入れるためのコインケース、予備の眼鏡、運賃計算の表、電卓、乗り換え用切符】が入っていました。
「これだけ入れても空間があり、出し入れもスムーズ。使っていくと革が馴染んでくるところや耐久性が優れているところも気に入っている」と教えてくださいました。
毎日身につけるものなので擦れたり、雨にもかかったりもするそうですが、3年以上使用されている車掌かばんはまだまだ丈夫とのことで耐久性も抜群!!
革工房むくりで実際に販売されている「車掌かばん」は革色を8色から選ぶことができ、
そのほか糸色や刻印文字などを選択することでオリジナルのかばんを作ることができます!
特別感のあるかばんは、自分へのご褒美や、大切な方への贈り物としてもぴったりです。
最後に…お出かけや旅行で京都に来られる方必見!
叡山電車の運転士さんに叡山電車の魅力をお聞きしました!
叡山電車の最大の魅力は、車窓から見ることのできる四季折々の景色だそう!特にこれからの季節は「青もみじ」がおすすめとのことです。
また教えていただいた貴船神社や修学院離宮、詩仙堂に圓光寺など、叡山電車を使って訪れることのできる場所は、自然や歴史を感じられるところも多く、また、鞍馬寺はパワースポットとしても有名です。
(左画像:叡山電鉄株式会社提供)
「日ごろの息抜きとして、叡山電車で京都洛北を楽しんでください」とコメントをいただきました。
ぜひ叡山電車で、自然豊かな京都を満喫してみてはいかがでしょうか。
最後になりましたが、今回取材にご協力いただいた叡山電車様に感謝申し上げます。